M-GEN(エムゲン)スーパーオートガイダーの使い方

最近長焦点のズームレンズを2016年6月に購入した シグマの150〜600ミリズームレンズで
明るさは600ミリ開放でF6.3である ユニテックの赤道儀SWAT350なら天体写真撮影に
使えるだろうと思った。 
SWATは優秀なので2分くらいの露出なら600ミリレンズでもそのまま使用は出来る

M−GENオートガイダーはスカイメモSでも使用できた ←自分のブログ

2016年7月になり スタンドアローンで使えるLACERTA M-GENオートガイダーセットを購入した

M-GEN (エムゲン)・スーパーガイダー ←ここで販売しています

英語のマニュアルは ←ここにあった

SWAT350に600ミリズームレンズとオートガイダーを取り付けてみた

口径30mm 焦点距離75mmの小さなガイド鏡がついたガイドカメラである

ハンガリー製のオートガイダーハンドコントローラー
使うボタンはESC SET 矢印キーがすべてである

付属CD−ROMは英語で読めない人間なので困る
日本語マニュアル クイックスタートと実践マニュアル2冊が付属していた

自分が買ったのはKowa製75ミリのガイド鏡セットだ 取り付ける前に大体この位置にして取り付ける

マニュアルは本来メーカー又は取扱店が掲載すべきだが英語のページは自分には全く読めないし
この日本語マニュアルも簡単なコピー用紙で 外では湿ってよれよれになっていずれ使えなく
なる事はわかりきっている 紙だとよれよれグチャグチャになるのでコピーを撮らせてもらった
自分の趣味の為だから了解してほしい

実際にやってみたが

私のやり方は他の方とは違うかもしれない マニュアルを読んでも操作順がわからないので
実践してみた経験で とりあえずこうすればオートガイダー撮影ができると書き留めておく
詳しくはマニュアルを理解してお使いください。

電源の入れ方はハンドこのローラーのESCを1回チョンと短く押すと画面が出る
すぐ使ってみたいので日付もここでは入力しない
 

日付もファイル名も関係ないので ここはESCを2回続けて押すとメインメニュー画面が出る

自己流オートガイドのやり方

実際にオートガイドで撮影する前には矢印キーで下の Guidingを選択し SETを押す

するとこんなガイディングメニュー画面になる

最初の1度だけ ガイディングメニューの中で矢印キーで下げて Guider setupを選択する

使用するガイドスコープの焦点距離75mmをセットする これは一度セットすればOK
ここで不明なのが AG speed だこれは何だろう? マニュアルに説明が無い
その下の OOD binning も意味不明だ このままでいいだろう

ESCで元のメニューに戻り Live View へ


Live View でSETを押すとガイディングスコープの星が見えるはずだ
gain の数値を揚げるとノイズの点が増える ゲインは5から9くらいが良い普通は7
星は点またはノイズなので 複数にまたがったドットが星である
右の数値の6は感度 expは露出時間で最大1000ミリ秒もあれば充分らしい
thr とはしきい値で10から1の間らしい 明るくない星をガイドに使う場合は
thrの数値はデフォルトで10である この数値を下げてもいいが1以下にはしないように

ここでピントを大体合わせるらしいが 難しいのでこのままでもいいでしょう

ピント合わせするには 左画面下を profile<< にする
がマニュアルでは説明が解りにくいのだ 星のピント合わせに神経質にならなくていいとあります

ガイド星の選び方は2通りある
ライブビュー画面に戻り ↓矢印でSELECTを反転させSETを押す
長焦点レンズで撮影したい場合は gainをあげて expを短くする

Selectを選択する 真ん中に小さな四角い枠が出る この枠は矢印キーで自由に動かせる

星を囲むようにその枠を星を囲むように移動させる 小さい点々はノイズ
3ピクセルぐらい以上の星を選んだ方がやりやすい

Selectを選択し SETを押すと 右上に Gui の画面が出るこれは1ページから5ページまである
ページ変更のところを反転させ SETを押してページを2/5にした
RAは赤経の略  DECは赤緯の略のようだ
この 2/5ページで必ず Calibration を行う事

ガイドに使う星は Star search  で探してもライブビューで選んでも良い 自分の好みだ

自動的にガイド星を選んでくれる

そこでSETを押すと自動的に選んだ星が出る この場合明るい星を自動的に選ぶようだ
ライブビューで数ミリの大きさがある星を選んだ方がいいようだ

結局 ライブビューでも スターサーチでもどちらでもガイド星を選ぶことができる

75mmガイド鏡がどのくらいの視野を写しているのかM45星団に向けてみた


星図と比べてみると


ガイド星は4等星か3等星の明るい星をselectするのがいいようだった

次は大事な キャリブレーションだ 2ページで行う Calibrationまで矢印キーで下げて実行


どちらの場合もキャリブレーションをガイドを始める前にする事が大事だ

新しくキャリブレーションしたつもりがないのに下の画面が出た場合は Delete cal で前のを消して
キャリブレーションのやり直しをする

カメラを他に向けた場合も もう一度ガイド星の選択とキャリブレーションをやり直す事
それには Delete cal を選択しSETを押して前のデータを消去

キャリブレーションをやり直すには Calibrate を選択しSETを押す

キャリブレーションが始まるとこんな画面に 東の空では星が左に行って次に右にゆっくり動いていく
西の空を撮影する場合は動きが逆になる

キャリブレーションとは 自分が撮りたい空の領域で赤道儀がどんな動きをするのか
M−GENに教えるための短時間のテスト動作である だから毎回違う方向に
カメラを向けるたびに新しいテストが必要になる

30秒くらいでキャリブレーションが終わりRAにチェックが付く 100%が出る

ESCを押してこのような画面が出たら 更にESCを押す

Gui画面の1ページへ戻ると AG start があるので そこでSETを押すと
オートガイドを始める gainは5〜8くらい 長焦点レンズではexpの値は500msくらいがいい

Gui画面は左下の選択でプロフィールやドリフトなどガイド状況を確認できる 
このグラフの棒が細長くなればピントが合っているらしい
この画面でSETボタンを押してdrifts 画面にする

ピークが高くならないように tol の値を変えるそうだ この画面はオートガイドを始めないと
出てこない ガイド状況をグラフで表示している tol の値を小さくすると敏感になりすぎ凸凹の
ピークが高くなるのでなるべく低くなるように 自分の場合はtolの値は0.4が良さそうだ
tolの値は0.5〜0.1  aggrの値は70%〜80% 

mode 0 tolの範囲以上にずれた場合tolの値まで完全に修正 mode1と2の中間
mode 1 tolの範囲以上にずれた場合tolの値まで修正 一番緩やかなガイド
mode 2 常に修正 一番シビアなガイド

mode 2はシビア mode 0は中間 自分の場合は1でいいようだ

tolのその数値より小さなエラーは修正しない 数値を増やすとガイドは緩やかになる
ハンチング(過修正)を起こすなら tol値を増やす 起こさないなら0.1まで下げても良い

aggrは普通70%〜80%くらいか ハンチングがあればaggrを下げて横線をあまり超えないように
aggrを大きくするとパルスがONする時間が長くなり ずれを早く修正するが、そのぶん
ハンチングを起こしやすくする
10秒に一度修正するくらいがいいとある

とにかく修正は10秒に1回程度がいいそうである 頻繁な修正は意味がない
下の写真では頻繁に上下に信号がでており aggrを下げた方がいいかもしれない

オートガイド中は ハンドコントローラーの左右の赤いLEDが点滅したり
してガイドしている事を知らせている

tol とか aggr とか modeの値がどれがいいのか赤道儀の性能で違うそうです 
赤道儀の応答性のいいものや余裕のある積載ではハンチングは起こさないそうだ

左右矢印キーの傍の赤い小さなLEDがどちらかに点滅したりしてオートガイドが進行中

ガイドの終了は1ページへ行って AG stop でSETを押してガイド終了になる

マニュアルは外に出すと湿気でよれよれになるので ホームページにアップして
スマホなどでこれを見ながらできるように このページを自分用に作ったのだ

mode0や2の場合は付属マニュアルの写真のように上下に交互にヒゲが出るから間違いではない


mode1の場合 正常にガイドしている場合グラフは上下に激しく動くことはない
下ばかりに出て、しばらくすると反転して上ばかりに出て、又つぎは下ばかりに出て
・・・の繰り返しが正常です


多分多くの方が天体画像処理に「ステライメージ」を使っていらっしゃると思いますが
オートガイド成功していれば 複数枚の画像をコンポジットした時画像の端の方が
すっきりと全部の画像がずれなく合致します オートガイド失敗していれば 画像端が揃いません




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